見知らぬ土地で携帯を落として回収した話

最近ずっとblenderの記事ばっかりでしたが、本来は日常系のブログだったんですよ。

 

 

 

ゲームセンターからの帰り道、道路を一本間違えたみたいで見知らぬ場所を自転車で駆けていました。たぶんこっち方面だろうなーって思いながら自転車漕いでいましたが、さすがに不安になってきたので携帯を取り出してgoogleマップで位置確認。軌道修正してさらに進みました。さらに軌道修正をしようと携帯を確認しようとしたところ、しまったはずの携帯がない。記憶では上着の右ポケットに入れていたはずだけどない。念のため左ポケット、胸ポケットも確認をしたけどどこにもない。

 

この瞬間、まず頭が真っ白になり、とりあえず来た道を戻る。見知らぬ場所ではあったけど、記憶を頼りに自分が通った道を間違えなく引き返す。知らない場所とはいえ、無意識に目印になるものをいくつか覚えていたので、ゆっくり自転車を操作する。しかし、時間も遅かったこともあり、自転車のライトだけでは探すのには十分ではなかった。体感15分ぐらいかけて最後に携帯を確認したであろう場所まで戻ってきたけど、携帯らしきものは見つからなかった。

 

探しているうちに頭の中が少しずつ冷静さを取り戻してきた。こういう時はまずどうすればいいのか。いつもなら携帯ですぐ検索だが、その携帯がないので絞り出した案が交番へ行くということだった。過去に車で追突事故があったときにまずやるべきこととして警察への連絡だった。今でも初めて事故にあった時のことを覚えている。きっと警察が力になってくれるに違いない。しかし交番もどこにあるのかわからないのでどうするか。

 

…次に見つけたコンビニで店員に聞こう。コンビニは昔と比べて想像できないほど便利になっているし、きっと優しく教えてくれるだろう。そう思いながら道を引き返しているとあっさり交番を見つけた。

 

交番には誰もいない。どうやらパトロール中みたいだ。自分から交番に用事になったことなんて人生一度もないし、どうすればと思って中を見てみると電話機が置かれいて、何かあったら受話器を上げてくださいとのこと。仕事柄電話は結構慣れていたと思っていたが、少しだけ怖かった。

 

「どうされましたか」

 

「携帯電話を落としてしまいました」

 

「あーそうですか。今、パトロール中なんだよね。担当と連絡とってみるから受話器おいてください」

 

…ガチャ

 

…プルル

 

「担当は10分ぐらいしたら戻るみたいなんだよね。それで何を落としたんだっけ?」

 

「携帯電話を落としました」

 

「そうでしたか、寒いかもしれないので中でそのまま待っててください」

 

…ガチャ

 

 

 

なんで携帯落としたことすぐ忘れるんだ?とか思いながら待つ。交番中にあった時計を見ると21:30だった。本当に10分ぐらいで戻ってきた。

 

「えーと何を落としたんでしたっけ?」

 

「携帯電話です」

 

どれだけ連携取れてないんだ????とか思いましたが、もしかすると何か用心するためにわざと聞いているのかもしれない。そうでなければ人をやみくもに怒らせるだけだ。そうに違いないと思っていると、奥の部屋の鍵を開けて書類を差し出されて遺失届を記入する。携帯を落としているのに連絡先を書けないかと言われる。実家は県外だったので会社の電話番号を記入する。

 

「落とした時間と落としたことに気が付いた時間を記入してください」

 

「たぶん落としたのが21:00頃で気が付いたのが21:15頃だと思いますね…」

 

「お、気が付いたのずいぶん早いんですね。21:00には確実にあったんですか?」

 

「いや…確実とは言えないですね」

 

「確実に持っていた時刻を書いてください。20:00には持っていましたか?」

 

「その時間には持っていましたね」

 

…こんなに大雑把でちゃんと探してもらえるのだろうか。見つかるのだろうか。

 

警察官がパソコンに情報を入力して遺失届が登録される。現時点では落し物は届いていないようだ。警察官が入力している間に明日携帯ショップに行って手続きしないとなーとか、基本電子マネーでの支払いが多くなってきているので、支払いどうしようかなとか、落とした時の探してくれるサービスに入っておけばよかったなーとか考えていました。

 

「明日は携帯会社に電話したほうがいいですね」

 

「そうですね。ショップに行って手続きしないとですね」と相槌を打つ。何が電話したほうがいいだよ。携帯落としている人の気持ち考えたことあるのか?公衆電話探すのすら大変なのに。

 

思ったよりもあっさり終わった。ここから探してもらえるのかと思っていたが、警察もそこまで暇じゃないみたい。落し物が届くのを待つことしかできないようだ。

 

念のため、帰り道もゆっくり携帯探しながら家を目指していると、ふと天啓が舞い降りる。

 

 

 

googleマップのタイムラインで携帯の場所を追うことができるのでは?

 

 

 

ひと月毎に携帯側にお知らせがきて、それも結構正確に何時にどこにいったとか詳細も書かれているので、もしかしたら…。

 

途端にやる気が出てきたので、急いで家に帰った。時刻はもう22:30になっていた。パソコンを起動。googleマップを開いてタイムラインを表示。

 

21:00~21:50までとある居酒屋の近くに滞在していたらしい、きっとここで落としたんだな。そして不安になった。21:50~22:30まで何故か別な場所に携帯が移動している。

 

ここでまた疑問が浮かび上がる。何で移動した?まず考えたのは、心優しい誰かが拾てくれて、交番に届けたということ。早速別な場所に移動した範囲で交番があるかどうかを検索。しかし半径1km以内に交番はなかった。

 

次に考えたのは、悪意のある人の手に渡ってしまったという可能性。googleマップで最後に移動した場所を検索するとお寺が近くにあるらしいが、これだけだと判別が難しい。とりあえず会社の携帯(iphone)に場所をメモして携帯を探しに出発。

 

約20分ほどでgoogleマップが指していた場所に到着。かなり静かな場所だった。ここでまず電話を鳴らす。5分のロングコールを鳴らすが電話のバイブレーションが全く聞こえない。電話はなっているから電源はまだついているらしいが、見つからない。次は落としたであろう場所へ移動。割と車の通りが多い場所だった。また電話を鳴らす。バイブレーションの音は聞こえない。いよいよ明日携帯ショップに行って手続きをしないとダメだな…。

そこに突然知らない番号から着信が来た。すぐさま出る。

「もしもし?」

電話に出ている人の後ろがめちゃめちゃうるさい。スナックっぽい。おじさんが歌謡曲を陽気に歌っていて全然聞こえない。さらに電話に出ている人も少し酔っているみたいで会話が上手く続かない。

「なんか携帯が落ちてたから拾ったんだけど、そこから電話がかかってきて、あんたのか?」

「そうです!」

「今どこにいる?」

全く知らない土地だし、携帯は電話しているからここがどこだかわからない。

「落としたと思う場所なんですけども~」

「あーそうかそうか。取りに来れるか?」

「取りに行きますよ。どこなんですか?」

「〇〇っていうところなんだけども」

「住所ってどこですか?」

「(スナックの)ママ?ここってどこ?えーとね、〇〇の〇〇の〇丁目〇」

「一応電話番号も教えてもらってもいいですか?」

「ママ?電話番号は?xx-xxxx-xxxx?」

「そうなんですね。それじゃあ向かいますね。」

実際のところ、後ろがホントうるさくて全然聞こえなかった。きっとgoogleマップに表示されていたところだろう。そっちのほうが信頼できる。

また、googleマップが最後に指していた場所に戻る。本当に小さい居酒屋があった。扉が閉まっていてもカラオケと歌声が聞こえる。ここで間違いないみたいだ。

もう1回電話をかけようとしたときにおじさんが出てきて電話を取り出していた。

「もしかして、携帯電話を拾ってくれた…?」

「おー、あんたが携帯落とした人かー。」

「そうです!」

「ちょっと待っててな!」

中へ入って携帯を持ってくる。

「一応確認な。電話してみて」

確かに本人確認は重要だ。しかし自分のものだから自信をもって電話をかける。

電話が鳴った。

「それじゃあ返すよ」

「本当にありがとうございます。どこで拾ったんですか?」

「あー、酔ってたからわからないやw」

「そうなんですねwお店の中に結構人がいましたが今日は何かの集まりですか?」

「いや、たまたま集まった人ばかりだよ。もしよければ今度遊びに来なよ」

「ありがとうございます。ぜひぜひ。毎日開いているんですか?」

「土日だけとか、気まぐれだよ」

「時間見つけてお伺いしようと思います」

「それじゃあ気をつけてな」

「お楽しみのところすみませんでした。本当にありがとうございました」

 

本当に時間見つけて遊びにいこう。

 

見つかって本当によかった。今度から絶対に落とさない場所に携帯は入れよう。たまたま家から近いところで運がよかった。県外だったりしたら本当に終わっていた可能性が高い。

 

明日は起きたら交番へ電話して見つかったと連絡しよう。短い時間だけどお世話になったからね。

 

 

 

そして私は決めた。google信者になると。

blender制作164日目(ロスタイム)

歩行モーションを作っています。

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今までモーションって死ぬほど面倒なイメージありましたが、予想通り大変です。

しかし、IKのお陰でそこまで大変ではないんだなっていうのがわかりました。

特に自然っぽい動きはホント難しいですね…。

今晩には階段を上るモーションができると思います。

 

 

仮に万が一キャラクターを踊らせるという依頼を受けたら自然+可愛いを追求しないといけないので死ぬと思います。

blender制作163日目

IK(インバースキネマティクス)を覚えました。

なんとなーくわかったような気もするけどわからないような気もする。

人の関節以外にはメカモノとかにも使えそうな機能ですね。というか使おうと思えばなんにでも使えるよな…。機能の組み合わせで新しいものを作る。全ては基礎があっての応用なんですよね。

blender制作162日目

昨日思ったことである程度吹っ切れたのでそのままポーズ作りました。

もう少し腰あたりのボーンはもう少し細かくしたら片足に体重乗せた感じを出せそうな気がします。自分でポーズ取って何回か確認してみましたが、うまく出来ないですね…。足の位置や手の位置難しい。さらに細かく言うと肘の位置、頭の位置なども考えないといけないとなるとやはり日ごろは何も考えず生活してるんだなって改めて思います。

blender制作161日目

ウェイトペイントをしていましたが、ここで少し悟りを開きそうになりました。

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そもそも自動ウェイトで結構十分なのでは?人間の構造上動かせない箇所とかあるから、その辺を考えると自動ウェイトでよいのではと…。

この辺はどうなんでしょうか。有識者に聞いてみたいところです。

blender制作160日目

challenge課題やってます。

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狐可愛い・・・。何かに目覚めそう。

 

時間が無くてボーン作るので精一杯になってました。

さて、ボーンの名前つけるの面倒じゃないです?それでも必要だからつけないといけないし、つけないと後から死ぬほど大変になるのでつけないとダメなんですよね。

AI発展してこの辺自動処理できるようになってほしいですね…。